だいぶ終盤にきていますよ!
生きてる合間に訳したイマンジーの集大成。
5箇所に置かれたマイクの意味
近い場所から遠い場所まで録音された音があれば、最前列で楽器の前に座って聴く音からホールの後方に座って聴いた時の音まで擬似的に再現出来ます。
その為にこの音源の録音にはデッカツリーが使われています。
デッカツリーと言うのは LR とセンターにマイクを配置してオーケストラで使われる録音方法で、構成は左右に 2m 離れた LR マイクが 2本。この 2本でステレオを。
その 2m の中間から平面方向に垂直に 1.5m 離したセンターマイク、こちらは中央のまとまりを。
コレら 3本のマイクで録音されています。
元はイギリスにあったデッカレコードと言う会社が使っていた録音方法で主にオーケストラ、特に映画音楽に使われる。
録音するマイクの配置
CLOSE マイク、MAIN マイク、MID マイク、DIV マイクについては説明した通りですが、VINT マイク、SRND マイクの二つの具体的な設置場所は観客席中央、左右の壁際に VINT と SRND マイクが各一本ずつ置かれています。
デッカツリーはステージと観客席の真ん中、中央に立てられています。
しかし勉強になる説明書です。
知らないコト知れるのは一番!
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